パーティスペース レンタルビジネスを調査【結論:半自動化が可能で、少ない労力でできるビジネス】

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この記事では、個人でできるビジネスの1つである「パーティスペース レンタルビジネス」を紹介していきます。

参考にさせていただいたのは、レンタルスペース開業コンサルタントのみかりんさんの書籍です。

パーティスペースレンタルは、低コストで始められ、半自動化が可能なビジネスなんです。

では、どのようにスタートしていけばよいのか、気を付けるべきことはなんなのか、一緒にみていきましょう!

目次

パーティスペース レンタルビジネスを始めるための手順

パーティスペース レンタルビジネスを始めるには以下の順序で行います。

  • 物件を借りる
  • パーティスペースを作る
  • ポータルサイトに登録する
  • 予約~利用~決済

それぞれについて具体的に見ていきましょう。

物件を借りる

まずはレンタルスペースの元となる物件を借りる必要があります。

その前に物件を選ばないといけないですよね。

物件の選び方としては以下の3つのやり方があります。

①賃貸物件検索ができるポータルサイトを活用する

以下のサイトで検索し、「貸店舗」「貸事務所」に絞って検索をする方法です。

・アットホーム

ホームメイト

ホームズ

気になる物件があればメールで問い合わせをするか、直接掲載元の仲介会社へ足を運びます。

②不動産仲介業者へ出向く

出店したいエリア近郊の不動産会社へ直接行き、物件を紹介してもらう方法です。

③街を歩いて探す

出店したいエリアを歩いて空きテナントを探す方法です。テナント募集の張り紙や管理会社の掲示物があれば、その連絡先に問い合わせてみましょう。

パーティスペースを作る

物件を確保できたら、次にパーティスペースを作ります。

パーティスペースを作っていく流れは以下の通りです。

STEP
物件の採寸

居室の横幅、奥行き、天井までの高さ、窓の位置など、メジャーで測ってメモしておきましょう。

STEP
間取り図の作成

採寸したメモから間取り図を作成します。手書きでももちろんできますが、間取り作成アプリ「ルームプランナー」を使うのも手です。

STEP
デザインの方向性の決定

デザインの方向性とは、どういうターゲットに向けたテイストにするかということです。

インテリアに自信がない人は、InstragramなどのSNSで、流行りのインテリアやターゲットに人気のインテリアの写真を探してみましょう。

STEP
家具の選定・発注

家具や備品を購入しましょう。参考書籍の著者のみかりんさんは、楽天市場やAmazonなどネットショップをメインにされているそうです。

STEP
設営

購入した家具や備品を設営します。

これらは全て自分でやることもできますが、デザインに自信がない方はプロの手を借りることもできます。

参考書籍の中では、空間デザイナーのRyoさん(株式会社システリア 代表取締役)が紹介されています。

ポータルサイトに登録する

次に行うのは、ポータルサイトの登録です。

具体的には以下の3つに登録するのが良いでしょう。

スペースマーケット(手数料:30%)

スペースシェアを日本に広めた先駆者的企業のサイトです。必ず登録しましょう。

インスタベース(手数料:35%)

スペースマーケットに匹敵する集客力があるサイトです。

スペイシー(手数料:30%)

もともとは会議室がメインでしたが、現在はパーティスペースの掲載も増えています。

掲載するにあたって特段の費用はかかりませんが、登録において身分証明書などが必要で、審査通過までに2~3営業日かかるようなので、早めに確認しておきましょう。

予約~利用~決済

予約が入ったら次の4ステップで対応します。

STEP
予約内容の確認

利用用途やオプションの有無などを確認しましょう。

STEP
ゲストからの問い合わせに対応する

利用者(ゲスト)から問い合わせがあることがあるので、それに対応します。

STEP
点検、清掃を行う

利用後に点検、清掃を行います。

STEP
入金を受ける

貸し出し料金は、ポータルサイト上で決済され、指定口座に入金されます。

ちなみに、この全てをフル外注することも可能です。

代表的な運営・管理代行会社として「株式会社スペースモール」がありますので、気になる方はチェックしてみてください。

レンタルスペース事業で成功するための市場分析方法

ここでは、パーティスペース レンタルビジネスで成功するための市場分析方法についてご紹介します。

市場分析というと難しく聞こえますが、要はこの3点を考えるということです。

  • 市場の細分化(どういうエリアにどういう利用者をターゲットとしたスペースが多くあるかを把握する)
  • 狙う市場を決める(狙いを定める)
  • 自分のポジションを決める(立ち位置を明確にする)

以下、それぞれについて説明していきますね。

市場の細分化(どういうエリアにどういう利用者をターゲットとしたスペースが多くあるかを把握する)

先ほどご紹介したポータルサイトで、どういうエリアにどういう利用者をターゲットとしたスペースが多くあるかを把握しましょう。

例えば・・・

・ビジネス街 ⇒ 企業やビジネスパーソン向けの会議室やワーキングスペース

・繫華街 ⇒ 若者をターゲットとしたパーティスペース

などです。

狙う市場を決める(狙いを定める)

利用してもらいたい顧客像をイメージし、ターゲットを明確にしていきます。

例えば、女性の利用客を狙う場合は女子会向けのスペース、法人利用を狙うのであれば会議やミーティングなどを想定したスペースになりますよね。

自分のポジションを決める(立ち位置を明確にする)

ターゲットが決まったら、自分のポジションを決めましょう。

つまり、差別化ポイントを作るということです。

例えば、「推し活」のためのスペースにするとか、室内アウトドアスペースとかですね。

レンタルスペース運営に必要な法律知識

2024年4月現在、パーティスペースを含む、レンタルスペースに必要な許認可等はありません。

将来的に、レンタルスペース業界に何かしらの問題が生じれば、法規制が加わる可能性はありますので、最新情報を入手するようにしてください。

ただ、レンタルスペースに限らず個人で事業を始める場合には、税務署に「開業届」を提出する必要があります。

原則として、開業から1か月以内に提出する必要がありますので、ご留意ください。

開業届については、こちらのサイトが詳しいです。

ケーススタディ:パーティスペース運営で成功した人たちの事例

今回参考にさせていただいた、みかりんさんの書籍には、パーティスペース運営で成功した人たちの事例として、以下4名のケースが記載されております。

・しょうさん(30代、総合商社勤務) 東京・池袋で大部屋を運営

・でひちゃんさん(30代、Webマーケター) 東京・池袋で中部屋を運営

・かすみさん(50代、主婦) 千葉県船橋市で小部屋を運営

・anekoさん(40代、経理職の会社員)大阪市内で中部屋を運営

具体例を知りたい!方にはうってつけの内容ですので、ぜひ書籍を入手してご覧ください。

まとめ

副業をお考えの皆さん、パーティスペースレンタルビジネスをおすすめします。

このビジネスは初期投資が比較的低く抑えられ、運営も半自動化することが可能です。

物件の選定からスペースの設計、予約システムの利用まで、ステップバイステップで進めることができ、副業として始めやすい特性があります。

また、現在のトレンドを反映した空間デザインやターゲット市場の選定を行うことで、需要の高いレンタルスペースを提供することができます。

興味のある方は、参考書籍や事例を通じてさらに具体的な情報を得ることができますので、是非このチャンスを生かして新たなビジネスに挑戦してみてください!

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この記事を書いた人

個人でビジネスを始める方の水先案内人。日商簿記1級持ち。サラリーマン時代の財務データ分析経験や、ココナラで企業分析レポートを10万円分販売した経験を活かし、あなたのビジネスを強力にサポートします。

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