
この記事では、儲かっている会社調査ということで「株式会社インソース」の以下について調査した結果をお伝えします。
・会社概要(どんな会社なの?)
・業績(どのくらい儲かっている?)
・強み(なんでこんなに儲かっているの?)
・得られる学び(ビジネスモデルや強みから何を学べる?)
なぜ、儲かっている会社を調査するかというと、「ビジネスを考えるときに参考になるから」。
既に成功している事例を知っておくことは、ビジネスの成功確率を高めますよね。
では早速見ていきましょう!
会社概要(どんな会社なの?)

株式会社インソースは、東京都荒川区に本社を置く、人材育成事業を主に行う会社です。2002年に設立され、20年以上の歴史を持つ企業研修会社として、幅広い業種・職種のお客様に研修プログラムを提供しています。
詳細な事業内容は以下の通りです。
■講師派遣型研修事業(ON-SITE TRAINING)
組織に講師を派遣するオーダーメイド型研修
■公開講座事業(OPEN SEMINARS)
1名から参加できるオープンセミナー型研修
■ITサービス事業(IT SERVICE)
教育管理もできる、圧倒的に安い次世代型LMS
■その他事業(OTHER BUSINESSES)
・eラーニング・動画・映像制作
・オンラインセミナー支援サービス
・コンサルティング
・人材紹介
業績(どのくらい儲かっている?)

インソースの決算短信によると、直近期である2023年9月期の売上は107億円、営業利益率36.5%と非常に高い利益率です。
自己資本利益率も73.5%と財務安定性抜群です。
強み(なんでこんなに儲かっているの?)

株式会社インソースは、「強い顧客基盤」「強い自社開発力」「営業力」「IT、AI、DXの内製化」という4つの強みを有し、圧倒的な競争力を誇っています。
- 強い顧客基盤
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20年以上の経験と実績、高品質な研修と講師陣、課題解決への迅速な対応により、44,380組織という顧客基盤を築き上げました。
- 強い自社開発力
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自社開発体制、専門チームによる開発、データ分析の活用により、顧客ニーズに密着した高品質な研修プログラムを効率的に生み出しています。
- 営業力
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全国23拠点の営業体制、デジタルマーケティングの活用、顧客理解に基づいた提案により、顧客との接点を増やし、営業活動を活性化しています。
- IT、AI、DXの内製化
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強力なITチームによるAIやRPAの活用、AIによる最適化、自社開発ASPサービスの提供により、イノベーションの創出とコスト削減を実現しています。
得られる学び(ビジネスモデルや強みから何を学べる?)
顧客ニーズを徹底的に理解し、それに合致したサービスを提供する大切さ
インソースの成功の基盤にあるのは、顧客満足度を追求し続ける姿勢です。顧客との密接なコミュニケーションを通じてニーズを正確に把握し、それに合致した研修プログラムを開発・提供しています。
独自性を活かした差別化戦略の重要性
インソースは、自社開発コンテンツ、AIやDXの活用、専門人材の育成といった独自性を活かすことで、競合との差別化を実現しています。