
この記事では、儲かっている会社調査ということで「㈱UZUZ」の以下について調査した結果をお伝えします。
・会社概要(どんな会社なの?)
・業績(どのくらい儲かっている?)
・強み(なんでこんなに儲かっているの?)
・得られる学び(ビジネスモデルや強みから何を学べる?)
なぜ、儲かっている会社を調査するかというと、「ビジネスを考えるときに参考になるから」。
既に成功している事例を知っておくことは、ビジネスの成功確率を高めますよね。
では早速見ていきましょう!
会社概要(どんな会社なの?)

大きく3つの事業を行っています。
- 就業サポート事業
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20代の新卒、第二新卒、既卒、フリーター向けにオーダーメイド型の就業サポートを実施
- ITスクール事業
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採用市場でニーズの高い「ITエンジニア」になるための就業支援を行うスクール事業
- 企業向け研修
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企業向けに、20代の若手社員を対象とした「IT研修」「ビジネススキル研修」を提供
業績(どのくらい儲かっているの?)
四季報によると、2023年1月期の売上は9.62億円、営業利益1.75億円(営業利益率18.1%)となっています。
また、会社HPによると、2024年1月期は売上15億を超えたとのことで、成長率の高い企業といえます。
強み(なんでこんなに儲かっているの?)

以下の強みが上手く機能しているように思います。
第二新卒・既卒向けに特化
UZUZのキャリアアドバイザーは第二次世・既卒の出身が多く、同じ目線で就業サポートを行うことができます。
また、個人に合わせたオーダーメイド型の就業サポートを実施しており、就職内定率86%および入社後半年の定着率94.5%を誇っています。
このようにUZUZは第二新卒・既卒向けで先駆者であり、取引企業数は3,354社・就職サポート数110,795名(いずれも2022年度実績)としっかりとした実績を残しています。
この点、人材紹介や教育研修市場でのポジショニングがうまいと言えます。
IT分野に特化した企業向け研修
企業向け研修は、IT分野に特化しており、厚生労働省の「人材開発支援助成金」を活用できる研修体制、カリキュラムとなっていることから、他社と比較して高品質かつ低価格が実現できています。
また、研修カリキュラムを法人ユーザー向けだけでなく、個人ユーザー向けにも開発することで、コンテンツ開発費用をtoB/toC両面で回収。効率的に利益率を高めています。
積極的な情報発信
社長の岡本 啓毅さんは、X(@okamoto_uzuz)・note・YouTube(ひろさんチャンネル)などで積極的に情報発信されております。
また、会社広報としてもSNSや寄稿記事での情報発信が多く、地道なブランド構築を進めていることが強みとなっていると言えます。
得られる学び(ビジネスモデルや強みから何を学べる?)

わたしがUZUZの調査から学んだ教訓は以下の3点です。
ターゲット市場の特化と深耕
UZUZは第二新卒や既卒者をターゲットとしており、これに特化することで、競合と差別化を図り、高い就職内定率と定着率を実現しています。
特定のニーズに応じたサービスを提供することが、成功の鍵であることを示しています。
高品質かつ効率的なサービス提供
企業向けIT研修では、助成金を活用した低コストで高品質な研修を提供しており、これが利益率の向上に貢献しています。
また、カリキュラムを個人ユーザー向けにも展開することで、コンテンツ開発費用の効率的な回収を実現しています。
このように、コスト管理とリソースの最適化が重要です。
積極的な情報発信とブランド構築
社長自らがSNSやYouTubeを活用して情報発信を行い、企業の透明性と信頼性を高めています。
地道なブランド構築が、顧客からの信頼獲得に繋がり、ビジネスの拡大を促進しています。
Xに投稿したら、岡本社長から反応がありました
上記内容をXに投稿したことろ、岡本社長より反応がありました!うれしいです。